SDGs（持続可能な開発目標）
株式会社服部商店は持続可能な開発目標（SDGs）を支援しています
SDGsとは
「SDGs」（持続可能な開発目標）は、2015年9月の国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない」ことを理念とし、人類、地球およびそれらの繁栄のために設定された行動計画であり、17のゴールと169のターゲットで構成されています。
服部商店の重点課題と取り組み
事業1
「日本の高品質な無垢材及び世界中の良質原木を厳選し、高度な製材技術により、「木材」を合法的な流通経路による適正価格での取引を可能にする。また、「木材」に関するあらゆる有効・有意義な情報を「服部新聞」により発信し、人や地球にも優しい環境保全への産蒙及び対策推進にも貢献する。」
「木材は良いですね」と色々な方から伺いますが、現実に日本国内で人の環境に優しい住宅は販売されているでしょうか。はなはだ疑問です。人の環境に優しい木材は循環型資源とは言えますが、それには100年近い年数が必要です。100年以上住み続けられるが本来の木造住宅です。先進国の中で住宅の寿命が50年位というのは日本だけです。木の都合に合わせず、人の都合で住宅を作っているのです。その結果が木材業界の閉鎖につながっていると考えています。
ホームセンターの台頭で木材価格はかなりオープンになってきていますが、木材業界には昔からの悪い慣習「木材の常識は世間の常識とは違う（仲間内の価格とエンドユーザーの価格の大きな違い）」が今でもはびこっています。不要な流通が今でも多く存在していることです。不要な流通は、価格アップをもたらします。それは住み続けられる町作りに逆行すると考えています。
また、弊社は産地が特定できる材は100％表示しています。食べ物と同じ感覚です。弊社は木材業界の常識ではなく、あくまで消費者目線で商品を販売しています。それが価格のオープン化と産地表示です。そのことによって価値のある木材資源を有効に使用していただくことができます。株式会社服部商店は、住み続けられるまち作りに貢献したいと行動しています。
100％合法木材を販売し、できる限りの産地情報を開示することは当たり前の責任と考えています。お米等の食材と同じ様に販売することは当たり前のことです。
木材資源は地球環境にとって最もサステナブルな資材です。しかしアマチュアの皆様には理解するのが難しいと考え、2006年から始めたのが下記の服部新聞です。材木屋の目線ではなく、一人の木材の虫として取り組んでいます。木材を適切に使っていただくための情報をオープンにすることで、正しい木材の使い方を理解していただき、気候変動に最も貢献する森林からの恵みを適切に使用してほしいと考えています。
弊社は広葉樹を扱う業者ですが、製造小売り（商社・中間業者を介さない直接仕入れ、ユーザー様への直接販売）をすることによって最大限コストダウンを行い、地球環境に最も優しい木材を販売することにより貢献しています。
木材のあらゆる情報をわかりやすい表現方法で、「服部新聞」で発信しています。
日本国内で調達できない木材はアメリカから直接買い付けを行っていますが、アメリカの森林はアメリカ広葉樹輸出協会（AHEC）の資料を見ると毎年資源量は増加しています。
つまり計画伐採です。計画伐採は陸も海、両方の生態系に対して優しいのです。アメリカ広葉樹を扱うことは人の安全・安心を守っているのです。
事業2
「ジェンダー平等を実現し、女性が活躍できる職場環境を創出する。また、女性ならではの感性を活かす木工における物くづりプロジェクトを創始し、森林からの貴重な恵みである「木」を大切にする文化を育み、森林の持続可能性を高める活動を推進する。」
社内では重労働ではなく、女性が活躍できる新たな木工の領域を開発する。
昔の材木屋を含む多くの企業は、男性は製造・営業、女性は経理・事務という担当業務で仕事を行ってきました。その固定観念を無くし、女性が活躍する会社にすることでジェンダー平等を実現しています。現在の株式会社服部商店は、女性スタッフが営業。重い材木を持ったりする重労働は男性スタッフというスタイルで会社運営を行っています。近い将来、女性の優れた感性による新しいスタイルの木工に参入するための計画を進めています。
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