北海道買い付け材入荷
北海道原木入荷
毎回必ず社長自身が北海道旭川にて開催される銘木市の競争入札で買い付けた原木を運送屋さんのトラックから卸します。
理由は一言で言えば心配だからです。
実際に雪の中では原木のおよそ半分の姿しか見えていないからです。
8,000本以上の下見を毎回しますが冬場は特に雪の為見にくいです。
同業他社も同じですが、雪が降っている時間帯か否かで、まるっきり変わります。
又大勢で下見をしている北海道の大手製材工場の方は手分けをして検品されているのを目の当たりにしていますから、どうしてもそのハンデは拭えません。
本当の原木の値打ち、トレンド、需給バランス、入札札の人の癖等を織り込んで考えて入札単価を決めます。
過去にM3当たり100円差で取られたり、同札で取られた時も数えられない回数ありました。
しかし落札した自分の価格が正しいかは解りません。二番札を公開しないシステムだからです。
そんな競争の中買い付けを行なっています。
特に昨今暴騰している広葉樹原木は異常な価格で推移しています。
そう言う厳しい環境下で買い付けした楢原木です。2月の市はまだ少しは良質材は出品されますが12月と1月の市で買えない方も大勢いらっしゃると聞いています。
服部商店として採算が合うか否ではなく、お客様にお届けする事を最優先に買い付けを行っています。
今回も自分なりにお客様に安定した品質の楢材の商品をお届けできそうな品質の原木を買い付けられたと思います。