ウッドショックによる価格高騰と超品不足

ウッドショックの現状

アメリカ産針葉樹の並材の行き過ぎた価格高騰は現在少し収まりつつ有ります。
昨年の最も安い価格が2021年5月末位に4倍になった後7月初旬の1/2の価格に下がりました。しかし大手商社筋は
2021年12月末までの値決めをほぼ終えています。高い価格で決めた材の入荷は2022年2月頃には全量が入荷すると
思います。と言う事は2022年3月以降に入荷する材以外は下がった価格にならない事を意味しています。
一方広葉樹もホワイトオーク・ブラックウオールナットは現地の原木の生産が昨年より大幅に減少している為に物も無い
価格も入荷するまで解らない状況に陥っています。両樹種以外のハードメープル・ホワイトアッシュも原木の生産数量が少ない為に
超品薄現象に陥っています。
大手家具メーカーはオークの場合ホワイトオークを主体に使っている為に価格高騰の影響を諸に受けていると聞いています。
代用として色の比較的白い北部のレッドオークを使う為にサンプリングをすると聞いています。
弊社も価格高騰の影響をまともに受けていますが、ナラの場合北海道産・東北産・ホワイトオーク現地挽・ホワイトオーク自社製材品
レッドオーク現地挽・レッドオーク自社製材品の6アイテムからチョイスして頂きたいと考えています。