南方情報 2019年2月号:一枚板に見えるようにする技術と提案
材料の良さと加工技術力で今回のように一枚板に見えるように。
今回はタモ材で4670×700×60のカウンター材のご注文を頂きました。最初に厚み60ミリと長さが1枚物で取れるタモ材が有るかという事で当たりましたが、一枚板では無いので長さを繋ぐ方法での提案をさせて頂き、耳付板で2200×630×66と3000×650×66の板を「仕口加工」で止める方法で行いました。2枚の板は異なる木なのですが、木目も出来るだけ合うようにしました。巾も700ミリには足らないので2枚巾ハギ加工になりましたが、見た目では分からないように木目も同じ位置に来るようにさせて頂きました.年々大きいサイズが取れる原木が少なっている中で、材料の良さと加工技術力で今回のように一枚板に見えるようにさせて頂きました。服部商店は木を販売しているだけではなく、今ある材を最大限、活用できるようにご提案させて頂きますので、南方にお任せ下さい。